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写真:Kadir Celep / Unsplash · トルコ

市場ウォッチ · 42

トルコの若い女性の6人に1人が、仕事を望みながら職に就いていない

働いても学んでもおらず、2021年の12.8%から上昇した。同年代の男性では10.7%に下がった。

トルコで働いても学んでもいない若い女性が「仕事は要らない」と答えることは、4年前より少なくなった。働きたいと答える割合がいまどこまで上がったのか、その多くがなぜ失業者に数えられないのか、トルコがほかの32カ国と比べてどうなのか、そしてトルコで人を採用する側、仕事を探す側にとって何を意味するのかを見る。

16.5%2025年、就業も就学もせず働きたいと答えたトルコの15〜29歳の女性
10.7%同じ年、同年代の男性
12.8%系列の初年である2021年の若い女性

働きたいのに職がない若いトルコ女性、2021年の系列開始以来で最も高い割合に

202112.8
202212.2
202312.8
202414.7
202516.5
就業も就学も職業訓練もしておらず、働きたいと答えた15〜29歳の女性。トルコ、2021〜2025年、同年代の女性全体に対する割合(%)。Eurostatは最初の年である2021年に系列の断絶を示している。Eurostat、edat_lfse_20、2026年10月22日閲覧。

働きたいのに、職がない

トルコでは2025年、15〜29歳の女性の16.5%が就業も就学も職業訓練もしておらず、働きたいと答えた。系列の初年である2021年は12.8%だった。

同年代の男性では、この割合は12.2%から10.7%に下がった。2021年には両者は近かったが、2025年には若い女性が若い男性を5.8ポイント上回った。

上昇の大半は、調査が非労働力に数える女性で起きている。失業者は2021年に若い女性の6.3%、2025年に5.6%だった。働きたいと答えた非労働力は6.5%から10.9%に増えた。

出所: 出典
就業も就学も職業訓練もしていない15〜29歳の女性。トルコ、2021年と2025年、同年代の女性全体に対する割合(%)と、その変化(ポイント)。働きたいと答えた非労働力は、上の2行の差として編集部が算出した。Eurostat、edat_lfse_20。
若い女性2021年2025年変化
働きたい12.816.5+3.7
うち失業者6.35.6-0.7
うち非労働力6.510.9+4.4
働きたくない26.720.3-6.4
就業も就学もしていない人の全体39.436.8-2.6

働きたいことは、探していることではない

この割合の分母は、トルコの15〜29歳のすべての女性で、学生も働く人も含む。職のない人に対する割合ではない。

「働きたい」は本人の答えである。失業者もここに含まれる。彼女たちは職を探し、働き始めることができた。それ以外は非労働力で、探していなかったか、すぐには働き始められなかった人だ。

種類を問わず、講座を受けている人は数えられない。就業も就学もしていないとは、調査前の4週間に職がなく、教育も訓練も受けていなかったことを指す。

出所: 出典この数字が数えているもの
  1. 分母:トルコの15〜29歳のすべての女性。働いている人も学校に通う人も含む。16.5%はその全員に対する割合であり、職のない人に対する割合ではない。
  2. 就業も就学もしていない:職に就いておらず、調査に答える前の4週間に、正規か否かを問わず教育も訓練も受けていない。
  3. 働きたい:本人がそう答えたということ。失業者を含み、失業者とは職を探し、2週間以内に働き始められた人を指す。それ以外は非労働力であり、失業者には数えられない。

したがって16.5%は、若い女性の6人に1人が失業しているという意味ではない。6人に1人が仕事にも学業にも就かず、職が欲しいと答えたという意味であり、調査の定義で職を探していたのはそのうち5.6ポイント分だけだ。

分母はひとつ、一人ひとりに尋ねる問いもひとつ、そして仕事を望むことと探すことの間には一本の線がある。どれかを忘れた読み方は、出所が言っていないことを言ってしまう。

仕事にも学業にも就かない人は減り、職を望む人は増えた

仕事にも学業にも就いていない若いトルコ女性の割合は、2021年の39.4%から2025年には36.8%に下がった。その内側で、構成が動いた。

働きたくないと答えた人は若い女性の26.7%から20.3%に減り、働きたいと答えた人は12.8%から16.5%に増えた。上昇は直近の2年に集中している。2023年は12.8%、2024年は14.7%だった。

25〜29歳の女性に限ると、働きたいと答えた人の割合は16.6%から21.4%へ、およそ五人に一人に上がった。

出所: 出典
就業も就学も職業訓練もしていない15〜29歳の女性と男性。トルコ、2021〜2025年、同年代・同性の全体に対する割合(%)。Eurostatは2021年に系列の断絶を示している。Eurostat、edat_lfse_20。
年女性・働きたい女性・働きたくない女性・全体男性・働きたい
2021 (断絶)12.826.739.412.2
202212.226.038.211.1
202312.823.536.310.3
202414.721.736.410.4
202516.520.336.810.7

ほかの32カ国と比べて

Eurostatの表に載る33カ国のうち、就業も就学もせず働きたいと答えた若い女性の割合はトルコが最も高い。ボスニア・ヘルツェゴビナが12.4%、北マケドニアが11.5%で続き、EU平均は6.7%だ。

2021年から2025年にかけて、この割合は33カ国中22カ国で下がり、トルコを含む11カ国で上がった。EU全体では7.8%から6.7%に下がった。

トルコは若い女性と若い男性の差も最も大きく、5.8ポイントある。表に載る国の多くでは、この割合は男性のほうが高い。

出所: 出典
就業も就学も職業訓練もしておらず、働きたいと答えた15〜29歳の女性。同年代の女性全体に対する割合(%)。表に載る33カ国のうち上位8カ国とEU平均を示し、2025年の男性を併記した。Eurostatはフランスの2025年の数値を定義が異なるものとしている。Eurostat、edat_lfse_20。
国女性 2025年女性 2021年男性 2025年
トルコ16.512.810.7
ボスニア・ヘルツェゴビナ12.416.311.4
北マケドニア11.516.318.0
イタリア9.515.79.9
ギリシャ8.513.28.5
フランス8.48.29.4
セルビア8.310.510.7
オーストリア7.66.98.4
欧州連合6.77.87.2

この数字が語らないこと

理由は語らない。ここでは世話、家族、学業、経済、いかなる政策も測っておらず、上昇の理由は示されていない。

これは人数ではなく割合であり、トルコ全体を表すもので、特定の県や都市を表すものではない。

対象は2021年から2025年であり、そのどれも予測ではない。

あなたにとっての意味

トルコで人を採用するなら

2025年、トルコの15〜29歳の女性の16.5%が、就業も就学もしていない状態で働きたいと答えた。そのうち調査の定義で求職活動をしていたのは5.6ポイント分にすぎない。積極的な求職者にしか届かない求人は、その大半を取りこぼす。紹介を頼み、職を探していない人の目にも触れる場所に掲載し、その職に何が必要かをはっきり書くことだ。

トルコで仕事を探す若い女性なら

仕事は欲しいが最近は探していないなら、調査はあなたを失業者ではなく、働きたいと答えた15〜29歳の女性16.5%の一人として数える。この割合は、12.8%だった4年前より大きい。応募することが、仕事を望む状態から労働市場に加わる状態へと、あなたを動かす。

数え方

方法

  1. 表はひとつ。Eurostat、edat_lfse_20(性別、年齢、労働状態別の、就業も就学も職業訓練もしていない若者)。EU労働力調査に基づき、2026年9月10日に更新され、2026年10月22日18:45(+01:00)にEurostatのAPIで取得した。トルコの数値はトルコ統計機構(TurkStat)の労働力調査による。
  2. 指標。ある年齢・性別の全員のうち、就業も就学も職業訓練もしていない人の割合を、本人が働きたいかどうかで分けたもの。働きたい人には失業者が含まれる。働きたいと答えた非労働力は、公表された二つの割合の差として、丸めた数値からここで算出したため、0.1ずれることがある。
  3. 年齢。15〜29歳の女性と男性、ひとつの数値については25〜29歳の女性。年平均。
  4. 断絶。新しい規則で調査が変わった2021年に、Eurostatはすべての国について系列の断絶を示している。2021年より前とは比較しない。
  5. 限界。表が示すのは割合であって人数ではなく、誤差の幅も示されていない。フランスとスペインの2025年の数値は定義が異なる、スロベニアは信頼性が低い、デンマークは系列の断絶と注記されている。ここでは原因を挙げず、県別には扱わず、予測もしない。
データが示すこと、示さないこと

データが立証すること

  • トルコでは2025年、15〜29歳の女性の16.5%が就業も就学も職業訓練もしておらず、働きたいと考えていた。2021年は12.8%だった。
  • 若い男性では、この割合は12.2%から10.7%に下がった。
  • 表に載る33カ国のうち、若い女性のこの割合はトルコが最も高い。EU平均は6.7%だ。
  • 仕事にも学業にも就かず、働きたくないと答えた若い女性の割合は26.7%から20.3%に下がった。

立証しないこと

  • 若い女性の6人に1人が失業しているということ。調査の定義で職を探していたのは、16.5%のうち5.6ポイント分だけだ。
  • 割合が上がった理由。世話、家族、学業、経済を含め、どんな原因も測られていない。
  • 何人の女性が該当するか。数値は割合であり、人数ではない。
  • 特定の県や都市について、また表に載る33カ国を超えたトルコの比較について。
  • 2025年より後に何が起きるか。ここに予測はない。
一次資料

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