三日間で、三つの異なる上位五社
企業の採用ランキングは、ふつう退屈だ。ほとんど動かないからである。この表は48時間で二度動いた。OktaとBlockは完全に脱落し、Databricksは7日に消えて8日に戻り、6日にはどこにもなかった二社が今日は二位と四位にいる。
動きと同じくらい興味深いのは方向だ。Ripplingは一日で掲載中求人を73件から114件へ、Anthropicは72件から98件へ伸ばした。一方、依然として最大のStripeは同じ期間に174件から123件へ落ちている。集計で最大の採用企業が縮み、最速で伸びているのはAI研究所と人事プラットフォームである。
| 企業 | 8月6日 | 8月7日 | 8月8日 | 二日間の変化 |
|---|---|---|---|---|
| Stripe | 174 | 155 | 123 | −29% |
| Rippling | — | 73 | 114 | +56% in a day |
| Datadog | 130 | 91 | 102 | −22% |
| Anthropic | — | 72 | 98 | +36% in a day |
| Databricks | 85 | — | 91 | +7% |
| Okta | 82 | 70 | — | 上位五社から外れた |
| Block | 77 | — | — | 上位五社から外れた |
賃金の追跡を断ったのに、なぜこれは追うのか
昨日この欄は、二十四時間で反転した英国の所見を受けて、前日比の賃金比較を取りやめた。ならばなぜ企業の求人数は別扱いなのか、と問われるのは当然である。
種類の違う数字だからだ。提示賃金の中央値は賃金を明記した求人だけから算出される。小さく、しかも自己選択された部分集合であり、新しい求人がひと握り入れ替わるだけで大きく振れる。企業の求人数は全数調査である。その企業について当社が保持する求人を、すべて数えたものだ。推定も標本抽出もない。数百件の全数調査は世界が動いたときに動き、十数件の中央値はその十数件が入れ替わったときに動く。 違いはそれだけであり、一方は傾向として公表でき、他方はできない理由もそれである。
同じ形が、世界規模でも
五行に見えているのは、はるかに大きなものの局所的な縁である。AI関連の求人は2025年をパンデミック前の水準より134%高い位置で終えた一方、テック求人全体はその水準の34%下にとどまった。少なくとも一つのAIスキルを挙げるテック求人の割合は2024年1月の15%から2026年5月の73%へ上がり、職名にAIを含む求人は2026年第1四半期に前年比173%増となった。アナリストはこれを二つの並行する現実と呼び始めている。
伸びている二社はこの話に正確に当てはまる。Anthropicは2026年に1,095件の求人を掲載し、前年の倍以上で、業界でも最も積極的な純増採用企業の一つである。Ripplingは2024年の3,600人から約5,000人へ増え、EMEA拠点を築くためにダブリンで150の新規職を発表し、インドの人員を2,000人へ倍増させつつある。表から目を上げれば、どちらも驚きではない。
ここから何を持ち帰るか
求職中なら、市場で最も速く伸びている企業が最も有名な企業であることは稀だ、と知っておくこと。二日前のランキングはもう間違っている。首位ではなく、伸びている側を見ること。
採用側なら、一日で四十件を積み増す企業と技術者を奪い合っている。選考の速さは、意図したかどうかにかかわらず、すでにあなたの提示条件の一部である。
ここにある市場数値はすべて、開けるページだ。まずは都市別の市場から、ご自身の市場を読んでほしい。
過去の号
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- · 8 分で読了オーストラリアの求人1件あたりの失業者は2021年より前のどの四半期よりも少ないオーストラリア統計局(ABS)の二つの調査から編集部が計算したところ、2026年8月のオーストラリアでは求人1件あたりの失業者が2.2人だった。数字のある162の四半期(1979年から2020年まで)のうち、最も低かったのは2.5で、2008年2月のことである。21の四半期が2.2を下回っているが、そのすべてが2021年5月より後だ。比率はふたたび上がっている。1年前は2.0で、そのあいだに失業者は8万人増え、求人はほとんど動かなかった。求人は32万5000件と、なお46%多い水準にある。比べているのは2019年8月で、当時の比率は3.2だった。八つの州・準州のうち七つで、比率は2019年8月より低い。クイーンズランド州は4.3から2.0になり、唯一上がったオーストラリア首都特別地域は、調査の誤差の範囲内にある。分析を読む
- · 9 分で読了ルクセンブルクの求職者が職に就いて増える分は新しい給与の1割に満たない失業給付を受けている単身者が平均賃金の3分の2の仕事に就くと、暮らし向きが良くなる分は、ルクセンブルクではその仕事の額面給与の9.35%、アイルランドでは46.24%である。Eurostatが2026年10月1日に公表した2025年の数字による。残りの90.65%と53.76%は、仕事に伴って生じる税と社会保険料、そして打ち切られる給付に消える。27の加盟国のうち10か国では80%を超え、欧州連合全体では74.5%である。これらの数字は一人の例示的な人物に税・給付モデルを当てはめたもので、調査ではない。また比較できるのは2024年からで、この年に欧州委員会の共同研究センターがOECDから計算を引き継いだ。2024年から2025年にかけて、この率が最も上がったのはイタリアで4.14ポイント、最も下がったのはスロベニアで3.09ポイントだった。分析を読む



