働く人はどこにいるか
2025年にドイツの製造業で働いていた人は726万2000人で、2019年は777万3000人、2024年は741万5000人だった。2019年より51万1000人少なく、直近の一年だけで15万3000人減った。
公務・教育・保健は逆の動きを示し、1128万4000人から1236万8000人へと108万4000人増えた。情報通信業は18万6000人増えた。
商業・運輸・宿泊飲食の就業者は2019年より22万人少なかった。全部門を合わせた就業者は4587万8000人で、2019年より58万7000人多く、2024年より8万2000人少なかった。
| 部門 | 2019 | 2024 | 2025 | 2019年比 |
|---|---|---|---|---|
| 製造業 | 7,773 | 7,415 | 7,262 | -511 |
| 公務・教育・保健 | 11,284 | 12,178 | 12,368 | +1,084 |
| 商業・運輸・宿泊飲食 | 10,247 | 10,079 | 10,027 | -220 |
| 専門・支援サービス | 6,200 | 6,248 | 6,196 | -4 |
| 建設業 | 2,559 | 2,613 | 2,579 | +20 |
| 情報通信業 | 1,380 | 1,572 | 1,566 | +186 |
| 金融・保険業 | 1,093 | 1,086 | 1,093 | 0 |
| 不動産業 | 479 | 523 | 525 | +46 |
| 芸術・その他サービス | 3,076 | 3,032 | 3,043 | -33 |
| 農林漁業 | 599 | 565 | 554 | -45 |
| 全部門 | 45,291 | 45,960 | 45,878 | +587 |
削減された職ではなく、人の数
国民経済計算が数えるのは就業者、つまり被用者と自営業者で、パートタイムかフルタイムかを問わず一人を一回だけ数える。51万1000人の減少は、二つの年平均の差である。
これは解雇の数ではない。何人が辞めたか、退職したか、後任が補充されなかったかについても、どの事業で働いていたかについても、何も語らない。
製造業は工業全体よりも範囲が狭い。エネルギー、鉱業、水供給はここに含まれず、2025年に257万9000人が働いていた建設業は独立した部門である。
- 就業者。国民経済計算における被用者と自営業者で、パートタイムかフルタイムかを問わず、一人を一回だけ数える。その数の減少は純減であり、削減された職の数ではない。
- 製造業。ものをつくる事業。エネルギー、鉱業、水供給はここに含まれず、建設業は別に数えられる。
- 年。各数字はその年の平均で、住んでいる場所を問わず、ドイツ国内の事業に雇用されているすべての人を対象とする。Eurostatは2023年、2024年、2025年を暫定値としている。
したがって、51万1000という数字は、それだけの人が解雇されたという意味ではない。意味するのは、2025年のドイツの製造業が、平均して2019年より51万1000人少ない人を雇用していたということである。
数えているのは人であり、部門は狭く定められ、年はまだ暫定値である。そのどれかを忘れた読み方は、出典が言っていないことを言う。
2010年以来の最少
製造業の就業者は726万2000人と、2010年以来どの年よりも少なく、2010年には714万2000人だった。系列の最初の年である1991年には1006万6000人だった。
就業者全体に占める製造業の割合は、2019年の17.2%から2025年には15.8%に下がった。製造業の就業者は2020年と2021年に減り、2022年と2023年にわずかに増え、直近の二年はいずれも減っている。
Eurostatは2023年、2024年、2025年の数字を暫定値としている。これらは改定される。2025年は2011年より2万3000人少なく、2010年より12万人多い。
| 年 | 製造業 | 全部門 | 割合 |
|---|---|---|---|
| 2015 | 7,512 | 43,137 | 17.4% |
| 2016 | 7,534 | 43,686 | 17.2% |
| 2017 | 7,603 | 44,290 | 17.2% |
| 2018 | 7,731 | 44,878 | 17.2% |
| 2019 | 7,773 | 45,291 | 17.2% |
| 2020 | 7,586 | 44,966 | 16.9% |
| 2021 | 7,470 | 45,041 | 16.6% |
| 2022 | 7,486 | 45,622 | 16.4% |
| 2023 (暫定) | 7,490 | 45,909 | 16.3% |
| 2024 (暫定) | 7,415 | 45,960 | 16.1% |
| 2025 (暫定) | 7,262 | 45,878 | 15.8% |
これらの数字が語らないこと
理由は語らない。ここではエネルギー価格、貿易、需要、技術、労働力の年齢のいずれも測っておらず、どの政策も評価していない。
製造業を業種、企業、地域に分けてはおらず、ドイツを比べている相手はドイツ自身だけである。
表しているのは2025年までの年平均であり、このいずれも予測ではない。



