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BabZıtunaThe Market Desk

記録 · 2026年8月28日

若年失業はユーロ圏で減り、EUで増えた。EUはユーロ圏を含んでいる。

ユーロスタットの一つの発表資料が、同じ12か月間の若年失業について二つの変化を報じている。ユーロ圏では25歳未満の失業者数が8,000人減少した。EUでは53,000人増加した。これは別々の機関による競合する推計ではない。一つの表の二つの行であり、しかも後者の母集団は前者を含んでいる。以下のすべては 2026年7月30日公表のその発表資料と、その基になっているユーロスタットのデータセットによる。いずれも本稿末尾にリンクしてある.

−8,000ユーロ圏における25歳未満失業者数の変化、2025年6月から2026年6月まで - 率ではなく人数
+53,000同じ12か月間、EU全体における同じ人数の変化。同じ発表資料に掲載されている
24.9%スウェーデンの若年失業率。2026年6月について公表された中では最も高い - ルーマニアは四半期報告のため6月の数値がない

二つの数字、一つの表、逆向きの符号

ユーロスタットは毎月、EUとユーロ圏の双方を対象とする失業統計の発表資料を一本出している。たいていの月は両者が同じ方向に動くので、どちらかを「ヨーロッパ」の要約として読んでも大きな害はない。2026年6月はその種の月ではない。

発表資料は、2025年6月と比べて若年失業がEUで53千人増加し、ユーロ圏で8千人減少したと記している。それが原文の言い回しであり、それがすべてである。一方の集計は改善した。それを含むもう一方は悪化した。

この一文を支える実数は同じ表にある。ユーロ圏の25歳未満失業者は2,359,000人から2,351,000人へ、EUでは2,934,000人から2,987,000人へ動いた。一方を他方から差し引けば、ユーロ圏の外にある集団は約575,000人から約636,000人へ、およそ61,000人の増加となる。この引き算はユーロスタットではなく本稿によるもので、本稿で唯一の導出値である。

最初の反論はブルガリアだが、それは成り立たない

ユーロ圏は「大陸」の緩やかな言い換えではなく、EUそのものでもない。2026年6月時点で、加盟27か国のうち21か国である。ブルガリアは2026年1月1日に21番目となった。ここから当然の説明が浮かぶ。ある国が線の向こう側へ移り、二つの集計はその構成が足元で変わったために食い違った、というものだ。

そうではない。ユーロスタットは現在、ユーロ圏の系列を21か国構成で全期間にわたって公表している。ユーロ圏の若年失業者数は2025年6月についてもこの基準で2,359,000人であり、7月の発表資料でもオンラインのデータベースでも同じである。そして20か国および19か国の系列はもはやデータをまったく返さない。ブルガリアは比較の両端でユーロ圏の内側に数えられている。食い違いの理由にはなり得ない。

残るのはEUの内側かつ単一通貨の外側にある6か国であり、食い違いのすべては構成上そこに帰する。定義上、この6か国こそが二つの集計の差だからである。ただしそれは説明ではない。以下の表は、この集団が誰で構成されるかを示すものであって、61,000人を配分するものではない。

ユーロ圏の外にあるEU加盟6か国、2026年6月、発表資料の掲載値。ブルガリアは2026年1月1日にユーロを導入し、いまはユーロ圏の数字の内側で数えられるため含まれない。ルーマニアは発表資料が四半期報告国として挙げる5か国の一つで、6月の月次数値がない。そのため欄は推計で埋めず空白のままにしてある。これらの行はグループの構成を示すものであり、61,000人を配分するものではない - 方法についての注記を参照。
加盟国25歳未満の失業率25歳未満の失業者数全年齢
スウェーデン24.9%177,0008.7%
デンマーク16.6%86,0006.5%
ハンガリー13.5%40,0004.5%
チェコ12.9%44,0003.3%
ポーランド12.6%141,0003.1%
ルーマニア月次の数値なし6.3%

若年失業率は実際に何で割っているのか

スウェーデンの24.9%は、2026年6月について公表された25歳未満の失業率としては最も高い。これは25歳未満のスウェーデン人の4分の1が失業しているという意味ではなく、そう読むことがこの統計で最もよくある誤りである。

分母は若年の労働力人口 - 働いているか、実際に仕事を探している人 - であって、若年人口ではない。北欧では25歳未満の大半が就学中で、分子にも分母にも入らない。学生が日常的にアルバイトを探す国は、そうでない国より高い若年失業率を示す。読者が思い浮かべるような意味で職を失った若者が一人も増えていなくても、である。

また、そのページで最大の数字ではあっても「EUで最も高い」わけではない。ルーマニアは月次の数値を公表していない。発表資料は同国を四半期報告の5か国の一つとして挙げており、25歳未満について最後に公表された率は2026年3月の28.8%で、スウェーデンより高い。最も強く言えるのは、最も狭い言い方である。

本稿の問いにとって率より人数が重要なのも、そのためだ。人数は集計どうしで足したり引いたりできる。率はできない。 8,000も53,000も人数であり、それが比較を成立させている。

食い違いは堅い。その下の細部は堅くない。

ここでは二つのことが同時に真であり、前者だけを報じるのが安易な誤りとなる。

食い違いそのものは、月次の数字として得られる限りの確かさを持っている。7月30日の発表資料にあり、8月25日時点のユーロスタットのデータセットにも変わらずある。4週間を隔てた二つの版が、いずれもマイナス8千人とプラス53千人を示す。その間の改定はこれに触れていない。

国別の細部は別の話である。チェコの25歳未満の失業率は5月の8.6%に対し6月は12.9% - 1か月で4ポイント超の跳ね上がりで、基となる人数は28,000人から44,000人へ動いた。キプロスの25歳未満失業者は全体で2,000人である。5つの加盟国は月次ではなく四半期で報告する。そしてスウェーデンの6月の率は、7月30日には24.9%と印刷されたが、8月25日更新のデータセットでは25.8%と読める。同じ月が、公表後に1ポイント近く改定されている。

最後の照合が限界を具体的にする。ユーロ圏の外にある6か国は、2025年6月の公表値を合計すると25歳未満失業者584,000人になる。同じ集団を二つの集計の差として求めると575,000人である。同じ人々を記述しているはずの数字が、9千人ずれている。丸められた各国の人数も、四半期報告のルーマニアも、それぞれ単独でこの程度のずれを生むには十分であり、ここでどちらが効いているのかは確認できていない。本稿が61,000人のいかなる部分もどの国にも割り当てない理由は、まさにそこにある。

発表資料が確かに立証しているのは、それらより狭く、そして有用である。ユーロ圏の数字だけを追った読者と、EUの数字だけを追った読者は、同じ1年について正反対のことを学んだ。

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